2013年08月10日

続・ハングル講座

8月5日の記事のつづきですが、読んでもらえますか?


なわけで、自国文字がめでたく出来たのです。

でも、アジア諸国の中でも一等遅れで自国文字・・・icon11

ちょっとせつない。

アジア各国では日本の仮名文字をはじめ、契丹(きったん)文字、女真文字、西夏文字、パスパ文字、字喃(チュナム)文字

と、早くから自分たちの文字を持っていました。

15世紀半ばになってやっと自国文字というのは遅すぎます。

しかも、各種文字のパクリです。


どうにか文字を作ったはいいが漢字を重んじる官僚やインテリ層からは

諺字(オンモン・俗字の意味)という蔑称で呼ばれた。

文盲の民衆がハングルを学習するチャンスも与えられることは無かった。

こんな扱いで官僚はおろか民衆にも広がるはづも無く、

それどころか、のちのちの李朝の王様たちがなんと

「諺文教授学習禁止令」なる法令を出してます。

どんなひどい扱いだったのでしょう。(なみだ)

以後四百数十年の永きに亘りハングルは日の目を見ることは無かった。


つづきます。たぶん








Posted by あんがす at 21:55│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。