2013年08月05日

ハングルを学ぶ

おとといの記事で、呉善花(オ・ソンファ)さんが韓国に入国拒否された理由のひとつに

ハングル至上主義を批判した・・・と書きました。

では、どうしてソンファ先生はそのような批判をしたのでしょうか。



そもそも、ハングルとは何なのでしょう?

1443年に李氏朝鮮王朝の世宗(セジョン)が学者を集めて作らせた表音文字です。

(そういえば、世宗大王{セジョンデーワン}っていうイージス艦が韓国海軍にあるなぁ)

訓民正音(くんみんせいおん)って書物でこの大王さまがこの新しい文字を

発布したんです。

でも、この書物自体は日本でもおなじみの漢文で書かれてます。face07

今は「ハングル」で名が通ってますが当時はこの書物のタイトルと同じ

訓民正音と呼びました。

どういう意図で作られたんでしょうか。

当時の朝鮮では漢文が使われており識字率があまりにも低いので

もうちょっと文字を読める民を増やそうとしたんですね。

で、大王さんは簡単な文字を作らせました。

「漢語・漢文が使えない愚民のために作られた文字」であると

訓民正音の序文には書かれております。

すなわち、訓民正音・・・民に訓(おし)える正しい音ってことです。

これで朝鮮っ子も字が読めて文化水準が上がるぞって期待したのは無理からぬ話です。

つづきます。(たぶん)











Posted by あんがす at 23:14│Comments(0)
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